====== Excel VBAでセルを指定する方法 ======
Sub sample()
Dim rng As Range 'オブジェクト変数をレンジ型で宣言する。
Set rng = Sheet1.Range("C1") 'オブジェクト変数にSheet1のC1セルを代入する。
rng.Select 'C1セルを選択する。
End Sub
==== Rangeオブジェクトで指定セル範囲を選択する ====
Sub sample()
Dim rng As Range 'オブジェクト変数をレンジ型で宣言する。
Set rng = Sheet1.Range("A1", "C1") 'オブジェクト変数にSheet1のA1~C1セル範囲を代入する。
rng.Select 'A1~C1セル範囲を選択する。
End Sub
===== WorksheetsオブジェクトのCellsプロパティを使用してセルを指定する方法 =====
Cellsプロパティ内で行番号と列番号を指定することでRangeオブジェクトを取得できる。
==== Cellsプロパティで単体セルを選択する方法 ====
Sub sample()
Dim rng As Range 'オブジェクト変数をレンジ型で宣言する。
Set rng = Sheet1.Cells(3, 2) 'オブジェクト変数にSheet1の3行目、2列目のセル(B3セル)を代入する。
rng.Select 'B3セルを選択する。
End Sub
==== CellsプロパティとFor Next文を組み合わせる ====
CellsプロパティとFor Next文を組み合わせて、繰り返しセルを選択することができる。
=== コマンド ===
Sub sample()
Dim i As Long ' For Next文のカウント用の変数をロング型で宣言する。
For i = 1 To 10
Dim rng As Range 'オブジェクト変数をレンジ型で宣言する。
Set rng = Sheet1.Cells(i, 1) 'オブジェクト変数にSheet1の指定セルを代入する。
Debug.Print rng.Address 'イミディエイトウィンドウに指定セルのアドレスを出力する。
Next i
End Sub
=== 出力結果 ===
$A$1
$A$1
$A$2
$A$3
$A$4
$A$5
$A$6
$A$7
$A$8
$A$9
$A$10